เข้าสู่ระบบ「ふぅーん……そっかぁ……じゃあ、時間あるかな? 次の時間に使う教材を取りに行くんだけど……手伝ってくれたり……する? 先生に頼まれちゃって」
「行く。手伝う!」
俺は即答していた。そりゃあ、好きな人から声をかけられて舞い上がり、お願いされれば喜んで手伝うに決まっている。
「わぁ、やったぁ♪ 一緒に行こっ」
ユナちゃんの後ろを歩くと、ふんわりと優しい、甘い香りが漂ってくる。彼女の動きに合わせて栗色のロングヘアがふわりと揺れ、俺は思わず見とれてしまった。
国語の先生の準備室へ入ると、カーテンが閉められており、室内は薄暗かった。大きな棚には段ボールがぎっしりと並べられ、その棚の高さは、部屋全体を見渡せないほどだ。少し埃っぽい匂いと、印刷物の独特の匂いが充満している。先生の姿はなく、大好きなユナちゃんと二人きりの空間に、俺の心臓は高鳴っていた。
「あれ? 先生いない?」
「うん。いつもいないかな……次の時間に使うプリントを取りに来ただけだから。えっと……」
ユナちゃんは手慣れた様子で小さい脚立を目的の場所に移動させ、登り始めた。俺はプリントか段ボールを受け取るため、彼女の後ろで待機した。
「……あ、これこれ。……きゃ!」
大きな段ボールを引き出そうとすると、思ったよりも軽かったのか、ユナちゃんはバランスを崩し、倒れそうになる。俺はとっさに彼女の身体に手を伸ばした。これ……漫画でよく見るシチュエーションだよな……そう思うと、柄にもなく興奮してしまう。
バランスを崩したユナちゃんのお尻が、ぷにっと俺の顔に当たった。ユナちゃんを支えようと伸ばした手は空振り、結果的に彼女を抱きしめるような形になる。その手は、スカート越しではあるが、ユナちゃんの太ももの柔らかさと温もりを感じていた。この数秒が、ずっと続けばいいのに……と、心から思った。
「ご、ごめん!! 支えようと……」
「はぅ……ありがと。ユイトくんがいなきゃ……大ケガするところだったよ」
うわぁ……最高。ユナちゃんのお尻の感触を味わいながら話をしていた。スカート越しでも伝わってくる太ももの感触も最高に柔らかい。
「ん……ちょっと待ってて、段ボールを……っしょっと……っ」
俺が体を触っていても、ユナちゃんはビクッと身体を震わせただけで、大声を出したり嫌がったりはしなかった。何だか……ご褒美イベントが多すぎるな? そう思いながら、俺は彼女の太ももから手を離した。
ユナちゃんが体勢を立て直し、俺の肩に掴まって向きを変えると、可愛い顔が目の前にあった。ユナちゃんの甘い吐息を耳元に感じて、俺は興奮してしまう。まるで、抱き合っているかのような体勢だ。
「……ありがと。ユイトくん……あ、あれ……プリント! 取るの忘れてた! もう一回……」
ん……これは、普通、男の俺が取るべきだよな? でも、もし言わなければ、また俺が支える役目になるんじゃないか? いやいや、そんなことを期待してはいけない。
「いや、俺がプリントを取るよ」
「え? 悪いよ……でも、わたし……ドジだからぁ……お願いするね。わたし、支えてるから」
まあ、支える役目を俺が申し出たところで、脚立を支えるだけだ。プリントを自分で取って、ユナちゃんの役に立てた方がポイントが高いだろう。俺は、彼女に手を貸すために、脚立の前に立った。
「あの段ボールを下ろせばいいんだよね?」
「うん。おねがい……」
ユナちゃんは申し訳なさそうに俯き、チラリと俺を見た。その頬が桃色に染まり、目を潤ませて見えるのは、薄暗い部屋のせいだろうか。いや、気のせいではない。その表情は、はっきりと俺にも見て取れた。
俺は慌てて視線を逸らし、段ボールに手を伸ばす。すると、ふわっと体が宙に持ち上がり、ユナちゃんと同じようにバランスを崩した。慌てたユナちゃんが俺の身体を支えようと抱きついてくるが、俺を支えられるはずもない。このままでは、ユナちゃんを下敷きにして倒れてしまう。
俺はユナちゃんを抱きしめ、無理やり体を回転させた。そして、俺が下敷きになる形で、背中を床に叩きつけるように倒れた。
ドンッ!! という大きな音を立て、俺の息が一瞬止まった。体中の内臓が痛むような衝撃だったが、そんな痛みも吹き飛ぶ光景と感触が目の前に広がっていた。いや、視覚的にはユナちゃんのふわっとした髪の毛が顔にかかり、視界はほとんどない。だが、その代わりにユナちゃんの柔らかな身体が密着し、ふにゅっとした胸の感触と、ぷにっとした頬の感触が俺の頬に伝わってきた。
「……わ、わぁ……だ、大丈夫……? ユイトくん……?」
俺が強めに抱きしめていたため、ユナちゃんは抱きついたまま、俺の耳元で俺の無事を確認してくれた。俺は慌てて腕の力を抜くが、ユナちゃんは動く気配がない。
「ユナちゃん?」
「また、ユイトくんに助けられちゃった……」
「え? いや、今回ドジったの……俺だし」
このまま、キスでもできたら……いや、絶対に嫌われるパターンだよな。この後「きゃー!」とか言って、引っ叩かれるかもしれない。俺の心臓は、痛む背中とは別の意味で、激しく高鳴っていた。
ん……良いのか? 動く気配がない。もう俺の我慢は限界だった。
ユナは、嬉しそうに、俺の上に覆いかぶさると、俺の胸に、自分の頬を当てた。そして、ぎゅぅぅと、強く俺を抱きしめてきた。ユナの柔らかな胸が、俺の胸に押し付けられ、温かい吐息が、俺の首筋にかかる。 その体勢は、まるで、ユナが、俺を包み込んでいるかのようだった。 ユナは、俺の胸に頬を当てたまま、小さな声で、唸り始めた。「うぅーん……難しいね。どうやって……キスしながら……胸を揉めるのかな?」 ユナは、真剣に考え込んでいるようだった。俺が言った言葉を、そのまま受け止めているのだろう。顔を上げたユナの潤んだ瞳は、真面目な光を宿し、そのぷるんとした唇は、今にも何かを口にしようと、わずかに動いていた。 その可愛らしい表情とは裏腹に、ユナが発した言葉は、あまりにもエロティックで、俺の理性は、今にも崩れ去りそうだった。 俺の上に跨がるユナの身体の下腹部辺りに、俺の大きくなった息子が当たっているのを感じた。 ハッとしたように、ユナが顔を真っ赤に染め。彼女は、赤くなった顔を隠す様に慌てて俺の胸に顔を埋めるように押し当ててきた。「んっ……!」 ユナの体勢が変わったことで、今度は、ユナの下腹部が、まさしく俺の息子の存在を、じっくりと確かめるように、むにゅ、むにゅ、と、遠慮のない刺激を与えてきた。 柔らかな感触と、ダイレクトな刺激に、俺の体は、熱を帯び、心臓が早鐘のように打ち始めた。ユナは、気づいているのか、いないのか。どちらにしても、この無邪気な刺激は、俺の理性を、じわじわと蝕んでいく。 俺の上に覆いかぶさるユナの柔らかな身体。その感触と熱を、ユナが下腹部でじっとりと確かめてくる。ユナは、俺が長年、その彼女の胸の柔らかさや形を想像し、わずかに透けるブラジャーやスポブラに興奮していたことなど、知る由もないだろう。 だが、今日、ユナ本人から「優しくなら……」と、触れることを許された。この状況で、理性で抑えきれる自信はなかった。このままでは、確実に射精してしまう。き
大きなソファーだったが、ユナは、俺に密着して座ると、潤ませた目で、俺を見つめてきた。その瞳は、まるで、「続きはしないの?」と、言葉を失った俺に、訴えかけているようだった。 俺は、ユナの熱い視線に耐えられず、勇気を出して問いかけた。「なぁ……なんで、底辺の俺とキスを? あのキスはファーストキスじゃないのか?」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ驚いた顔をした。そして、恥ずかしそうに、顔を赤らめた。「え? あ、う、うん。ファーストキスだよ。底辺って……そんなことないでしょ」 ユナは、そう言うと、俺の肩に頭を乗せるように、ゆっくりと寄りかかってきた。その柔らかな重みが、俺の肩に、じんわりと伝わってきた。 ユナは、俺の肩に頭を乗せ、少しだけ熱を帯びた声で、過去の出来事を話し始めた。「んー……中学の時に、わたし……変な正義感で先輩に注意をしちゃって……「は? お前、なに様なの? 偉そうに……」って……絡まれちゃって、ユイトくんが体を張って、わたしを守ってくれたんだよ。覚えてるかなぁ?」 え? そんなことしたっけ? 俺は、首を傾げた。でも、ボコボコにされたのは覚えている。誰かを助けたという明確な記憶はないけれど、確かに、震えて怯えていた子がいたような気がする。「それからね、傷だらけになった姿で「ケガはないか? 大丈夫か?」って……自分は傷だらけなのに……わたしの心配をしてくれたの。あれから……ずっと、ずっと好きだったんだよ」 はい? じゃあ、俺たちは、ずっと両想いだったわけか? なるほど……それで、俺が困っている時に、さりげなく助けてくれていたのか。俺は、ユナの言葉に驚きと、そして胸を締め付けるような、熱い感情を抱いた。 ユナは、過去の出来事をすべて話し終えると、俺の腕を優しく引っ張った。そして、俺を
ユナの頬は桃色に染まり、潤んだ目は、まるで俺に、「私を求めて」と語りかけているようだった。俺は、その熱い視線に吸い寄せられるように、ユナに顔を近づけた。すると、ユナは、ゆっくりと目を閉じ、わずかに、ぷるんとした唇を、俺に差し出してきた。 中学の時に出会ってから、密かに想いを寄せていた憧れの人。その人と、今、唇を重ねようとしている。 俺は、ユナの唇に、そっと自分の唇を重ねた。だが、それは、ただ触れ合っただけのキスではなかった。 じゅる、と、甘い水音を立てて、俺は、ユナの唇を、優しく吸い付いた。すると、ユナも、まるで、そのキスを待っていたかのように、自分から俺の唇を吸い付いてきた。 ユナの唇は、温かく、そして驚くほど柔らかかった。俺は、ユナの唇を、深く、そして熱く吸い続けた。ユナも、それに呼応するように、俺の唇を吸い付いてくる。 その時、俺の唇に、ユナの舌の、柔らかい感触が伝わってきた。それは、まるで、俺に、もっと深く、もっと奥へ、と誘っているようだった。俺は、その誘いに抗えず、ユナの舌に、そっと自分の舌を絡めた。二人の吐息は、熱く、そして、甘く、階段の空間に、溶けていった。 抱き合っていると、ユナの柔らかな胸が俺の胸に押し付けられ、ふにゅ、ふにゃっと、心地よい感触が伝わってきた。それは、中学からずっと想いを寄せていたユナの体だ。その事実に、俺の心臓は、激しい音を立てて高鳴った。 キスを交わしたばかりだというのに、もっとユナを感じたくなり、俺は、拒否されるのを覚悟で、腰に回した片手を、スカートの上から、丸みを帯びたおしりに延ばした。 触れた瞬間、ユナの身体は、ビクンッと、稲妻が走ったかのように反応した。だが、それは、拒絶の震えではなかった。ユナは、俺の首に回した腕に、ぎゅぅぅと力を込めるだけで、その唇から、「んっ……」と、快感に震える甘い吐息を漏らした。 ユナの瞳は、潤んだまま、俺を真っ直ぐに見つめていた。その表情は、恥じらいと戸惑いが入り混じりながらも、どこか、この密やかな行為を許しているように見えた。 真面目で、誰からも慕われる優等生のユナが、なぜ俺なんかに? そんな思いが
「わたしの膝の寝心地は、どうですかー?」 ユナが、俺の頭を優しく撫でながら、そう尋ねてきた。その声は、まるで俺の心を、包み込むように温かかった。 良いに決まってる。ユナの膝は、柔らかくて、良い匂いがした。俺の心は、嬉しさで、ぎゅっと締め付けられた。胸がキュンとして、このまま時間が止まってほしいと願った。「あのね、もっと……わたしにも、甘えてくれていいよ?」 ユナは、そう言って、さらに優しく、俺の髪を撫でてくれた。その声は、俺の心に静かに、そして深く響いた。 ユナの「甘えていいよ」という言葉の意味が分からず、俺は困惑した。「甘えるって……手を握ったり? それとも……勉強を教えてとか?」「うん。どっちも……かな」 ユナは、そう言うと、俺の震える手を、そっと握ってくれた。その指先から伝わる温かさに、俺の心臓は、さらに強く高鳴った。「……ユイトくんの……手を握っちゃった♪」 ユナの膝枕と、温かい手の感触、そして、頭を撫でられる優しい指先に、俺の心は、ドキドキと安心感が入り混じり、徐々に意識が薄れていった。 そして、俺は、心地よい眠りに落ちていった。 ふと、気が付くと、俺の頬に、柔らかな感触が伝わっていた。優しい甘い匂いが、俺の鼻腔をくすぐり、かすかな甘い吐息が、俺の耳元で聞こえた。「んっ……ふぅ、んん……はぁ、ユイトくん……」 柔らかな感触は、ユナの柔らかな頬だった。俺の頬に押し付けられ、熱を帯びている。ユナは、俺に甘えるように、その顔を、俺の顔に、もっと深く埋めてきた。もしかして、俺が寝ている間に、ユナは、俺にキスをしてくれていたのだろうか。 逃した!? 俺は、焦りと、そして嬉しさで、胸が締め付けられた。 ふと、ユナの柔らかな頬が、俺の頬から離れていく
これで、俺の秘密基地ゲットだ。たぶん、生徒か先生が、鍵を無くさないようにと、掛けっぱなしで忘れていった物だろう。「あーたぶん、これ……鍵のかけ忘れだね。ちゃんと先生に言っておかないと」 ユナは、そう言って扉を閉めようとした。「え? これ、秘密にしててくれない?」 俺は思わず、そう口にしていた。「……えぇ? なんで?」 ユナは、驚いた顔をして、俺を見つめた。「ここを二人で、こっそり使わない?」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ頬を染めた。「……二人で? え? えっと……何に使うの?」 その言葉は、まるで俺に、これから何をするつもりなのか、と問いかけているようだった。「あ、ごめん。なんでもない……」 そうだよな。ユナとは、そういう仲じゃないし。イチャイチャできるような関係ではない。 俺が口ごもると、ユナは、俺の表情をじっと見つめ、その瞳を潤ませた。「ううん。二人で……なにする……の?」 その声は、震えていた。俺は、その問いに困りながらも言葉を返した。「お話とか……」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ首を傾げた。「お話かーここでもできるけど?」 ああ、だから、二人っきりで……周りを気にしないで話をしたり……いい雰囲気になったりしたいんだけどな。俺は、心の中で、そう叫んだ。「だから、ごめんって……忘れて」「気になっちゃうなー」 ユナは、そう言って、俺の顔を覗き込んできた。あれだけ理想の人だと思っていたのに、そして、話してみたいと強く願っていたのに、だんだんと、相手をするのが面倒だと感じ始めていた。「&helli
「イヤじゃないって……! って言うか、俺が取れば良いんじゃない?」 ユナの言葉に、俺は少しだけ戸惑った。前回、俺がドジを踏んで、ユナに抱きついてしまったことを思い出したからだ。だがユナは、そんな過去を気にしている様子もなく、俺に微笑んだ。「え? だって……わたしが頼まれた仕事だし」 ユナは、そう言って困ったように微笑んだ。その表情は、まるで俺と二人で、この時間を過ごしたい、と言っているようだった。 今回は、トラブルもなく、俺たちは、スムーズにプリントを手に入れることができた。「わぁー良かった!」 ユナは、嬉しそうに、そう言った。その声は、心からの安堵に満ちていた。「普段は、誰と取りに来てるの?」 俺がそう尋ねると、ユナは少しだけ恥ずかしそうに、俺の目を見つめた。「ううん。国語の担当がいるでしょ? 今日お休みだから代わりに取りに来たんだよ。前回もだよ。」 そう言えば、各教科に担当がいたっけ? そういえば……俺も担当ってあった気がする。一度も教材を取りに行ったことなんてないけど。「ユイトくんは、音楽だよね。」 ……え? 俺が覚えていないことまで、ユナは覚えているのか。頭が良いのか、それとも俺のことを気にしてくれているのだろうか。俺の心臓は、さらに強く高鳴った。 昼食の時間になった。教室でユナに声をかけられるのが少し恥ずかしくて、俺は、さっさと自分のカバンを持って、廊下に出てユナを待った。「もぉーユイトくんが見当たらないから探しちゃったよー!」 ユナは、少しだけ頬を膨らませて、俺のところに駆け寄ってきた。「あ、ごめん。いつもの癖で……」「いいよぅ。ちゃんと待っててくれたから」 俺とユナは、二人で並んで歩き、別の屋上へ通じる階段に向かった。その屋上への扉も、俺がいつも行っているところと同じように封鎖されている。だから、人も来ない場所だ。俺の教室から